株式会社フジクラ

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フジクラグループ行動規範

 フジクラグループでは、「フジクラグループグループ行動規範」(2002年10月制定)に基づき、グループ全体で企業倫理の確立に向けた取り組みを推進しています。

フジクラグループ行動規範基本方針

 どんなに素晴らしい成果をあげていたとしても、企業全体の行動は勿論のこと、その企業を構成する社員一人の行動が法令や社会ルールに反するようなことがあれば、社会的に厳しい批判を受けるだけにとどまらず、企業の存在自体が否定されてしまう、という事例は枚挙にいとまがありません。
 私たちは、社会全般から認められ、社会の良き一員として存続しつづけるためにも、法令・ルールを遵守し、かつ社会的良識のもと、責任をもった行動をとります。これを真に実践することこそが、社会への貢献、社会からの信用の獲得につながり、さらには企業グループの発展、ひいてはそこで働く者すべてにとって豊かで明るい生活の確保につながるものと信じ、ここに「フジクラグループ行動規範」を定めるものです。

フジクラグループ行動規範

  • お客様のニーズを十分に汲み取り、これに即した安全で高品質の製品やサービスをタイムリーかつ安定的にご提供する。
  • お客様からの問合せやご意見に対して、誠実に対応する。
  • 株主や投資家をはじめとするステークホルダーはもちろん、広く社会に対して適時適切な情報開示を行い、良好なコミュニケーションの確立に努める。
  • 環境保護が人類共通の課題であることを認識し、公害防止のほか、環境負荷の低減や環境技術の開発等に自主的・積極的に取組む。
  • 国内外の法令や国際ルールを遵守するとともに、地域社会の文化や慣習を尊重し、品位と社会的良識をもって行動する。
  • 会社が保有する有形無形の資産や情報の維持管理と有効活用を図る。同時にこれらを私的な目的のために利用しない。
  • 個人情報や営業機密などのセンシティブな情報の管理に十分に注意し、これらの滅失や毀損、漏洩などを防止する。
  • お客様やお取引先様とは、自由な競争の下で公正かつ透明性の高い取引関係を構築し、競争制限的な行為や取引外での金品の授受・便宜供与などの不明朗な行為を行わない。
  • 反社会的な勢力や団体に対しては、毅然として一切の関係を否定する態度を堅持し、断固として対決する。
  • 会社業績に貢献する目的をもって、自らの職務を与えられた権限に基づき誠実に実行する。会社との利益が相反する行為は行わない。
  • 安全かつ効率的な職場環境の構築に努め、個人の創意と自主性を尊重するとともにあらゆる差別、ハラスメントを排除する。

マネジメント体制

 フジクラ社員、その他フジクラ業務に従事する者の諸法令の遵守は、取締役社長を委員長とするリスク管理委員会が統括しています。リスク管理委員会は、2017年度3回開催しました。そのうち上期、下期に開催した2回において、コーポレート部門が企画する法令遵守のための教育、事例、その他諸施策について報告を実施し課題の抽出や情報の共有化を行っています。

コンプライアンス体制図

コンプライアンス マネジメント体制

内部通報制度

 フジクラグループは、通報者保護を担保した「内部通報制度」を整備、運用しています。内部通報制度は、人権に関する相談やコンプライアンス違反の予防、企業倫理の浸透をモニタリングするなどを目的としています。国内における内部通報制度は、社内相談窓口のみならず独立した第三者による社外相談窓口を設け、社員や派遣社員などからの通報を広く受け付けるとともに通報者の匿名性の確保および通報者の不利益取り扱いの禁止を定めています。
 また、海外では、各拠点における窓口の整備を進めています。この制度の運用にあたっては、社内イントラネットや社内研修などでの周知を図っています。

内部通報および相談件数の推移

2015年度 2016年度 2017年度
26件 26件 15件

常時携帯のリーフレット

 フジクラグループは、社員のコンプライアンスへの意識を高め、維持するツールとして、「フジクラグループコンプライアンス行動基準唱和」のリーフレットを作成しました。リーフレットの記載内容は、「独禁法コンプライアンス・プログラム」、「腐敗防止に関するポリシー」を役員及び社員が守り、また、守らせることを宣言するものです。

競争法の遵守

 フジクラは、2009年9月28日開催の取締役会で、「フジクラ独禁法コンプライアンス・プログラム」を決議しました。これは、独占禁止法の遵守について、取締役社長が改めて法令遵守に向けた決意表明と役員及び従業員への指示と社内体制の整備を定めたものです。

取締役社長の決意表明および指示の概要

 私は、フジクラの役員及び従業員の全員と、すべてのグループ会社の役員及び従業員の全員に対して、以下のとおり、最高経営責任者として「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」(以下、独禁法という)その他の国内外の競争関係法令を遵守する決意を述べるとともに、全員が一切の例外なく、独禁法その他の国内外の競争関係法令及びフジクラ独禁法コンプライアンス・プログラムを遵守するよう指示します。
(中略)
 今や、世界市場で事業を展開している企業にとって、競争法令違反は最大のリスクとなりました。グローバル市場経済の只中にある我々は、改めて、競争法令の遵守は経済社会の基盤そのものであることを確認し、競争法令への違反は、企業の存続を危うくする制裁につながることを認識しなければなりません。私は、当社及び当社グループ会社において、競争法令に違反する行為は決して行わないことを決意するものです。
(中略)
 以上のとおり、競争法令の遵守は当社にとって早急に取組むべき課題となっています。当社は競争法令の遵守について、特にこれだけを取り上げて社内体制整備や教育を行ったことはありませんが、最近の状況に鑑み、この整備を進めることとします。
(中略)
 私は、当社及びグループ会社の全役員及び従業員に対し、競争法令並びにフジクラ独禁法コンプライアンス・プログラムを、一切の例外なく徹底して遵守するよう指示します。加えて役員及び管理監督者には、管下の従業員がこれらを遵守するよう厳密な業務執行管理を指示します。

取り組み経緯

  • 取締役会でカルテル決別を決議(2009年3月)
  • 「フジクラ独禁法コンプライアンス・プログラム」制定(2009年9月)
  • 関係部門の違反する活動の禁止を制定(2009年12月)
  • 年1回以上のeラーニング教育を開始(2010年2月)
  • 内部通報制度を設置
  • 独禁法コンプライアンスプログラムおよび競争法令に関する教育・研修の定期的実施

定期的な監査とeラーニングの実施

 フジクラグループでは、フジクラ独禁法コンプライアンス・プログラムの社内の遵守体制や遵守状況を確認するため、定期的な監査を行っています。
 フジクラは、フジクラ独禁法コンプライアンス・プログラムの下部規程として「競合他社との接触基準に関する規程」を定め、従業員が競合他社と接触する場合について、一定の基準を設け、制限しています。また、毎年の継続的な取り組みとして、当社グループの対象者に独占禁止法に関するeラーニングを実施しています。このようなeラーニングによる教育は今後も継続して行います。
 2017年度は、フジクラグループの対象者に、独禁法に関するeラーニング研修(学習・テスト)を実施しました。受講者は延べ3,190人、延べ受講時間は4,800時間です。また、階層別研修で独禁法及び競争法に関する教育研修を実施しました。

フジクラ独禁法コンプライアンス・プログラムの社内の遵守体制

2017年度の違反の有無

腐敗防止

 フジクラグループは、活動するすべての国と地域において贈収賄を防止すべく、2014年4月1日に「フジクラグループの腐敗防止に関するポリシー」を制定しました。日本語版に加え英語版を作成してグループ内に発信するとともにグループ内での徹底を図っています。
 なお、本ポリシーは、サプライチェーンにおける遵守も規定しています。

フジクラグループの腐敗防止に関するポリシー(2014年4月制定)

 株式会社フジクラ及びその全世界の子会社の役員及び従業員は、フジクラグループの活動するすべての国と地域において適用される贈収賄防止のために法令を遵守するほか、「フジクラグループの腐敗防止に関するポリシー」を遵守する。
 本ポリシーは、株式会社フジクラの取締役社長(最高経営責任者)により提案され、株式会社フジクラの取締役会で取締役全員の賛成を得て定められた。株式会社フジクラの最高経営責任者と取締役会は、フジクラグループ及びフジクラグループメンバーが本ポリシーをいかなる場合にも遵守することを義務付けている。
 株式会社フジクラの全世界の子会社は、本ポリシーを自社に適用するため、機関決定等の必要な措置を取るものとする。
 さらに、当ポリシーは、「1. 腐敗行為の禁止」、「2. 正確な記録」、「3.報告」、「4.管理者の役割」、「5.モニタリング」、「6.罰則と会社の基本的な立場」の6つの具体的方策を定める。

腐敗防止に関する教育

 役員および従業員に腐敗防止事例を啓蒙するために、eラーニング研修(学習・テスト)を毎年1回以上実施しています。受講者数は延べ3,831人、受講時間は延べ5,747時間です。

サプライチェーンにおける腐敗防止の取組み

 フジクラグループでは、材料や部品を調達するお取引先と締結する取引基本契約書上に、腐敗防止条項および反社会的勢力の排除を盛り込んでいます。
 2010年4月2日に「フジクラグループ調達・購買部門行動規範」を定め、調達に関する不正・腐敗の防止に努めるとともに、背任行為の防止の為の取り組みを行っています。また、ビジネスパートナーとの適切な関係構築に向けた行動指針を制定し、社員への定期的な教育を実施することを通じて公平・公正な調達活動を推進しております。フジクラグループCSR調達ガイドラインでは、汚職・賄賂などの禁止や優先的地位の濫用の禁止などを盛り込み、サプライヤー含め腐敗防止を進めています。
 2017年度は、人権リスクの高い地域でのデューデリジェンス徹底に向けて対策に取り組み、専門家も交えて評価・検討会を開催しています。
 

輸出管理

 企業のグローバル化、地域紛争増加等国際情勢の不安定化、自由貿易協定の複雑化等に伴い、安全保障上の貿易管理(輸出管理)の重要性が高まっています。フジクラは、2015年に役員経営会議でグループの輸出管理基本方針を正式に承認し、国際社会の下でグループ全体が安全保障輸出管理に取り組むことを明確にしています。

フジクラグループ輸出管理基本方針(2015年10月制定)

  • 私たちは、国際的な平和と安全の維持を阻害するおそれのある取引に関与しないことをフジクラ・グループの基本方針とします。
  • 私たちは、事業活動を行う国や地域の輸出管理に関する法令を遵守します。
  • 上記の基本方針及び法令を遵守するため、輸出管理の体制やルールを構築します。

輸出管理のマネジメント体制

 輸出管理の最高責任者は代表取締役の社長であり、最高責任者のもとに輸出管理室が置かれています。輸出管理室の責任者は執行役員です。各カンパニーおよびコーポレート部門等の輸出管理業務は各統括役員が責任を負っています。
 輸出管理室では全社の輸出管理担当者を集めた連絡会議を年3回開催し、輸出管理の実施状況等の情報の共有化や輸出管理担当者の意識向上、知識のレベルアップを図っています。

輸出管理マネージメント体制

社内啓発活動

分類 詳細
1. 社内教育 輸出管理業務の徹底には全社員へ向けた輸出管理知識の浸透が必要です。フジクラではeラーニングに力を入れています。2017年度は国内グループ会社を対象にした輸出管理に関係する社員に向けた必修講座を行い、本社社員向けには任意受講の講座を開設しました。また、社内で輸出管理室員による全社員に向けたオープン講座を2回実施しました。 その結果、2017年度のeラーニングの受講者総数は、1478名に達し、個別教育による受講者(オープン講座を含む。)の総数は604名になりました。
2. 社内監査 本社内全部署を対象に文書監査や訪問監査を実施、把握した問題点について個別指導を行い、改善を進めています。
3. 輸出管理業務の効率化 規制貨物の該非判定*、懸念顧客のスクリーニングなど、ITの助けを借りて輸出管理のシステム化による業務に効率化を目指しています。
* 輸出しようとする貨物、提供しようとする技術(プログラムを含む)がリスト規制品目に該当するものであるか否かを判定すること。
4. グループ会社への指導、教育 毎年、国内外のグループ会社10社を訪問し各社との親密化を図り、輸出管理の指導、教育を実施しています。2017年度は国内グループ 社を訪問しました。海外グループ会社については2017年度はタイ地区及びヨーロッパの販社を訪問し、重要事項のヒアリング、実地監査、教育等を行い輸出管理の啓発、指導を実施しています。
5. 輸出管理職員のプロフェッショナル化 フジクラの輸出管理職員は業務のプロフェッショナル化をめざし、安全保障貿易情報センター(CISTEC)主催の安全保障貿易管理士の資格や財務省管轄の通関士の国家資格を取得した社員が、社内からの数多くの相談に対応しています。

社内啓発活動

2017年度の重大な法令違反の有無(対象範囲:フジクラグループ)

 2017年度の取り組みの結果、重大な法令違反と認められる事例はありませんでした。

2017年度の重大な法令違反無

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